Medical Cityアジアを代表するバイオメディカルクラスター・神戸医療産業都市
アジア最大級のバイオメディカルクラスター「神戸医療産業都市」は、震災の経験から命の大切さを改めて知り、「市民福祉の向上」「国際社会への貢献」などを目的としてはじめられた神戸市の一大プロジェクト。大学、研究機関、病院、企業など、医療関連の組織を約2km圏内に集積させることで、研究・技術の開発から実用化までを早期に実現できる環境を整備。神戸から世界を驚かせる革新的な研究や技術を生み出し続けています。
高度専門病院や医療関連企業が集積
現在、理化学研究所や高度専門病院群など約370社、延べ11,700人が従事する「神戸医療産業都市」。神戸市が推進する医療ベンチャーの支援や企業・団体間の連携により、進出企業が増加。未来の医療を担う人材育成にも力を入れ、アジア最大級の医療産業クラスターとして年々拡大しています。

神戸発の先端医療 × テクノロジー
国産初の手術支援ロボット
メディカロイド※が開発した国産初の手術支援ロボット「hinotor i™ サージカルロボットシステム」。産学連携が進む環境を生かし、わずか5年で実用化に至りました。多くの医師の要望を反映し、より繊細な動きと小型化を実現。2020年12月には初の手術にも成功し、世界の医療技術の発展に貢献することが期待されています。
- ※神戸市に本社を置く川崎重工業とシスメックスの合同出資によるベンチャー企業

世界一のスパコン「富岳」
2021年3月に共用を開始した「富岳」。スーパーコンピュータの性能ランキング 「TOP500」で2 期連続世界1位※に輝きました。2位に大差をつける圧倒的な計算速度を誇り、COVID-19 感染拡大の対策研究にも貢献しています。
- ※2020年11月時点

iPS視細胞を世界初移植
2020年、神戸市立神戸アイセンター病院は、iPS細胞からつくった網膜細胞を、目の難病「網膜色素変性症」の患者に移植する世界初の手術に成功。iPS 細胞の実用化、脳や脊髄などの再生医療への新たな可能性をひらきました。
